2014-05-29 第186回国会 参議院 厚生労働委員会 第16号
社会保険庁長官は、かつて事務次官の前のポストだとか、例えば厚生労働省本省採用のキャリア職員、本庁採用でもノンキャリの職員の皆さん、地方事務官としての都道府県で採用された職員と、いろんな意味で旧社会保険庁というものは組織は分断され、なかなか思うようにいかなかったというふうに指摘されています。
社会保険庁長官は、かつて事務次官の前のポストだとか、例えば厚生労働省本省採用のキャリア職員、本庁採用でもノンキャリの職員の皆さん、地方事務官としての都道府県で採用された職員と、いろんな意味で旧社会保険庁というものは組織は分断され、なかなか思うようにいかなかったというふうに指摘されています。
そして、全体について申し上げますと、社会保険庁本庁幹部に厚生労働省からの出向者がいる、それから社会保険庁本庁採用の職員がいて、その職員が、これは地方の、以前は各都道府県の保険課、国民年金課、平成十二年からは各都道府県の社会保険事務局の局長等として行くと。
それからもう一つは、言わば三層構造と言われる本庁採用のⅠ種職員、それから本庁採用のⅡ種、Ⅲ種職員、それから地方採用のⅡ種、Ⅲ種職員というこの三層構造の問題が指摘をされました。そんな意味では、社会保険庁、とりわけ地方に至るまでなれ合い構造であったということは強く指摘されているわけであります。 そんな中で、つい先日、このなれ合いの典型みたいなことが出てきました。
過去採用していた府県警からの推薦組の代わりに出てきた本庁採用職の二級職の採用人員が増えつつあると。将来、府県警の部長等の主要ポストに就くことも十分、拡大していくことが考えられると思うんですけれども、そうなると、必然的に地元採用者のポストは減少してくるんじゃないかということも考えられるわけです。
また、厚生労働省採用のⅠ種職員、それから社会保険庁本庁採用のⅡ種、Ⅲ種職員、それから先ほど申し上げました地方採用職員との間で生じましたいわゆる三層構造というものがございまして、これによりましてガバナンスの不足といったこともあったかと思います。 今申し上げましたことが社会保険庁の様々な問題の発生の背景にあったというふうに考えておるところでございます。
また、よく言われますように、三層構造、すなわち厚生労働本省採用の1種職員、社会保険庁本庁採用の2種、3種の職員、それと今申し上げました地方採用職員、この間で生じました三層構造でございますが、これによるガバナンスの不足、そういう組織の構造的問題があった。こういうことが、社会保険庁においてさまざま生じました問題、これらの背景にあったというふうに考えておるところでございます。
その皆さんは、すべていわゆる本庁採用のキャリア組の事務官の方々だ、こういうことであります。 防衛庁長官、ある意味で本庁の責任の所在として、この三つの点、認識は間違っていないでしょうか。
本庁幹部、そして本庁採用のノンキャリア、また地方採用という地方事務官、こうしたそれぞれの独立した構造があり、しかもその中で、人事交流が当時はなかなかない、また風通しも悪く閉鎖的である、こうした課題解決に対しましても、恐らく長官は取り組んでこられたと思います。 この三層構造を背景にしたガバナンスの欠如はだれもが指摘するところでございます。